各部門の紹介
看護部
看護部紹介
看護部長からのメッセージ
看護部長
加藤 強
浦河赤十字病院は、サラブレットが駆けまわる「丘と海のまきば」浦河町に位置し、この地域は海産物や農産物など豊かな食にも恵まれています。当院は80年以上の歴史と伝統を持ち、赤十字病院として人道の理念に基づき、地域の皆様の健康と生活を支えられるよう日々研鑽しています。近年は、病院だけで医療は完結できず、地域で完結することが求められています。看護部では、院内にとどまらず地域を含めて活躍できる看護職の育成を目指し、教育体制においては赤十字キャリア開発ラダーを基盤に、ステップアップしながら看護の専門性を発揮できる体制にも取り組んでおります。また、働き続けられる職場環境として、ヘルシーワークプレイスを推進すると共に、スタッフのやりがいを支えられる組織を目指しています。
私はこの浦河で生まれ育ち、地域から数多くの恩恵を受けて参りました。この地域に看護で貢献したいというのが仕事を継続するモチベーションでもあります。諸先輩方が築き上げてきた看護部を更に発展できる様、自身も研鑽して参ります。
看護部理念
私達は人道の精神にもとづき患者さん一人ひとりが持っている力を十分発揮できるよう院内及び地域の方々と協働しその人らしい生活が送れるよう支援します。
人道の精神とは
人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性の赤十字の基本原則に基づいて行動をすることを示します
看護部方針
- 患者さんが安心して満足していただける看護を提供します。
- 他職種の方々と相互に尊重し連携を密にして効果的なチーム医療を展開します。
- 専門職として自己教育能力を高めていきます。
- 赤十字に関する認識を深め赤十字活動に努力します。
- 看護学生や研修生対して実習の場を提供し学習目的が達成できるよう協力します。
教育
教育理念
看護部理念に基づき、地域や社会のニーズに応えられるように看護部理念を実践する看護師の育成をめざし、看護職員個々のキャリアプランに基づきキャリア開発を支援する。
教育目標
- 赤十字看護師として専門的知識・技術を備え最善の医療 サービスを提供できる看護師を育成する
- 主体的に学び自己研鑽が出来る看護師の育成をする
- 感性豊かな人間性を養い倫理に基づいた行動ができる看護師を育成する
- 医療チームの一員としての役割と責任を自覚し行動することができる看護師を育成する
教育方針
- 集合教育と職場教育の連携を重視し看護実践の場面での教育を第一と考える
- 看護職個々のキャリアプランを基に主体的な学習を大切にする
- 人と人との相互作用における学習効果を支援する
- 院内・院外のあらゆる専門領域及び能力開発できる学習の機会を提供する
教育方法
新採用者研修・レベル別研修・各役割研修があります。
復職支援
潜在看護師研修・就職後研修があります。
看護師募集パンフレットダウンロード出来ます。(PDFファイル)
福利厚生
院内保育所「とねっこ」
0歳児から3歳児まで24時間保育しています。
4歳以上の子供は町の幼稚園・保育所に通っています。
町では子育て支援や学童保育もあります。
独身寮「ドミトリーいとすぎ」
病院から徒歩1分です。
看護部交友会
新人歓迎会・講演会・忘年会・新年会等企画され各部署との交流があります。
病棟紹介
4階病棟
4階病棟は産婦人科、小児科、内科、眼科、耳鼻科の混合病棟で、地域包括ケア病棟です
入院時より在宅復帰(各施設への退院)に向けた退院支援を行います。地域連携室、リハビリ等多職種と協働し、安心して地域で生活できるお手伝いを行います。また、分娩においてはLDR を完備し、更にバースプランに対応できるように外来通院時よりサポートしていきます。
*LDR完成*
L:Labor(陣痛) D:Delivery(分娩) R:Recovery(回復)
安心してお産ができるように、4階病棟職員一同お手伝いいたします。
5階病棟
5階病棟は医療型療養病棟です。一般病棟での治療により病状が安定し、日常の自立を目指しながらも、さらに治療の継続が必要な方が入院されるための病棟です。在宅や施設へ向けて他職種との連携を図り、個人に合わせたケアを提供し、安全・安楽な療養生活を送っていただけるように努めています。季節に合わせた行事を行い、毎日患者様・職員の笑顔を大切に日々日常生活のケアに努めています。
皮膚・排泄ケア認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師は主に創傷・ストーマ(人工肛門)・失禁についての専門知識を活用して、患者さんにケアを行う看護師です。
褥瘡(床ずれ)や糖尿病による足病変、ストーマに関する相談を時間を設けて実施しておりますので、ご相談をいただければ認定看護師がご対応いたします。お気軽にご連絡ください。
7階病棟
南館7階 太平洋を一望できる、外科・整形外科・内科の混合病棟です。
周術期の看護、内科疾患中心の看護を行っています。
職員一丸となり大切にしていることは、入院生活を不安なく過ごすことができて、患者様の望みに対応し、望んだ場所に退院することができるよう看護することです。
海の香り、太陽の光を浴びながら、患者様に寄り添い、日常生活リハビリを行っています。
医師・理学療法士・作業療法士・栄養士・医療ソーシャルワーカー・退院支援看護師等とチームカンファレンスを通して患者様の意思決定を大切にした看護を提供しています。
外来紹介
1階には内科、外科、整形外科、眼科、泌尿器科に加え、点滴や処置を行う中央処置室・化学療法室、救急外来を完備。その他に、フットケア・ストーマ外来、糖尿病指導も行っています。
2階には小児科、耳鼻科、皮膚科、産婦人科があります。
経験豊富な看護師が多数在籍し、スタッフの団結力が強みです。外来通院中の生活上の困りごと、不明点など、外来看護師へお気軽にご相談ください。
小児科外来
内視鏡検査室
玄関テラス
手術室紹介
3階にある3つの手術室では、外科・整形外科をはじめ、眼科、耳鼻科、産婦人科、泌尿器科の手術を行っています。
患者さんにとって手術は大きな節目であり、不安も大きいものです。私たちは患者さんに寄り添い、丁寧な説明と心のこもったケアで不安を軽減し、手術を乗り越えられるようサポートします。
医師、麻酔科医、臨床工学技士など専門職種と連携し、安心・安全で質の高い手術を提供します。
透析室紹介
血液透析は、腎臓の機能が低下した際に血液中の老廃物や水分を取り除き、電解質バランスを整えることで、患者様の体調を維持します。
3階にある透析室では、医師、看護師、臨床工学技士がチーム一丸となって、患者さんが住み慣れた地域で無理のない日常生活を送れるよう、体重管理、栄養指導、フットケアなどのサポートも行います。
また、旅行透析に関するお問い合わせは、地域連携室までご連絡ください。